シティリーグ2024 シーズン3 参戦レポート ~古代の奮闘~

シーズン3は常に迷走するタイプの人間、いちたん。

 

2023年度のときは当時誰も使用していなかったヒードランVMAXを構築のスタートとして構築しはじめ、迷走した挙句ラウドボーンexにたどり着いたのである。


☆参考資料
シティリーグ2023 シーズン3 参戦レポート ~1週間前に組んだワニ・ラウドボーン~ - 蒼羽壱汰のポケカライフ!!

 

今回も何を使用するか悩んでいた。いろいろ考え、実は強いのではないか?と思い作成したレシピがこちら。

 

やれるのかどうかは神のみぞ知る…

構築を思いついたのはシティ1週間前の深夜。ポケカ仲間のANZUと又兵衛に送ってみた。

ANZU「やめとけ」

又兵衛「さすがにネタ」

 

―仲間の声を信じることにした。

 

閑話休題

今回は、2/29(木)にトレカショップVOWにて実施されたシティーリーグに参戦してきましたので、参戦レポートを書いていこうと思う。

 

今回の構築テーマは、「ビートダウン」。相手よりも早く動いて相手を蹂躙することを目標に構築を考えていった。

 

ということで、構築はこちら。

構築名:「Ancient Beat Down

このデッキは古代「バレット」ではなく「ビート」

今回このデッキを採用した理由は、使いたかったからです。

いろんなデッキ握った中で、一番肌に合っていると思ったので採用しました。

 

環境デッキとの相性はこんな感じ。

・有利:パオジアン、イダイナキバLO、ロストギラティナ

・やや有利:カウンターカイナ、カビゴンLO

・互角:ロストバレット

・やや不利:ルギアVSTAR、アルギラ

・不利:リザードンex

トップシェアのリザードンやHPが高いルギアVSTAR、アルギラあたりに弱いものの、他のデッキには互角以上に戦えるのが強みだと思いました。

 

しかし、トップシェアのリザードンを何とかしなければならないので、最終構築に至るまで、いろんなカードを採用したり抜いたりしました。

 

①初期構築

確かシティベスト4とかのレシピ

どこかのシティリーグで入賞レシピをパクって一度回してみました。この段階ではあまりシティで使用することを意識していないです。

 

②自分好みに微調

ザクロってやれるん??っていう好奇心もあった

古代ビートの弱いところは、終盤にエネルギーを貼っていないポケモンが前に縛られて動きが止まってしまうところだと思い、常に貼って逃げエネにできる緊急ボードを採用しました。また、HPが大きい相手をあだうちやばねで倒しやすくするために、ザクロを採用。トラッシュに古代カードを2枚送り手札に戻す→大地の器のコストでザクロをトラッシュという動きを繰り返すことで、古代カードをトラッシュにためることが出来るだけでなく、チヲハウハネが殴るターンでザクロを使用することで、アルセウスVSTARを弱点込みでワンパンすることが出来ます。この段階でも、まだリザードンに勝つのは割ときついです。

 

③vs.リザードンを意識した構築

対策札もりもりが、逆にデッキの周りを阻害した

チヲハウハネ→イダイナキバにすることで、リザードンに入っているビーダルを縛ってLOプランをとれるようにした。また、リザードンへの打点を伸ばすため、コバルオンを採用した。ハバタクカミ、イダイナキバが技を打ちやすくするため、ダブルターボエネルギーも採用。特にハバタクカミはダブルターボ+オーリムで、前のヒトカゲビッパを殴りつつ、2点を後ろのヒトカゲに乗っけることでリザードンと少しでも戦いやすいようにしようと意識。また、コバルオンのフォローアップをダブルターボエネルギーで打つことが出来、最悪オーリムが引けなかったときにエネ加速できることも考慮したら結構腐らない札なのではないかと思い、採用に至った。ただし、ここまでリザードンを意識しすぎると、周りもあまりよくなくなり、リザードンにも安定せず、他に勝てない構築になってしまった。

④いらないものを抜いてシンプルに。

セレナ採用は結構よかったので、前日にSRを買いに行った

③の段階で採用した、イダイナキバ、コバルオン、ダブルターボエネルギーは、あまりにも汎用性を欠いたカードだったので抜いた。開いた枠には、古代カードを落とせる可能性があり、サポ以外でドローできるトレッキングシューズを採用。また、ザクロはドローにつながらないので、手札をトラッシュしてドローできるセレナに変更。ついでにVを呼べる効果を持っているので、状況に応じて使い分けられるのも強かった。

 

⑤最終構築―トドロクツキexを採用

探検家の先導SRが公式のデッキ作成ツールで選択できないの、ほんとに嫌

vs.リザードンの場合、サイド4枚はコライドンやトドロクツキで2パンしながら取り、最後の2枚をリザードンにトドロクツキexのくるいえぐるを打つことで回収するプランを採用。ダークパッチを2枚採用し、オーリム+ダークパッチ+手張りなどで場に出したターンで育て切ることのできるようにした。プレイングとしては、ダークパッチは最後まで温存する感じで回すことを意識した。トドロクツキにもつけることが出来るので、オーリムを引けなかったとしてもダークパッチ+手張りでトドロクツキが殴ることが出来、継続的に殴り続けることの助けとなった。また、トドロクツキexのカラミティストームを使用することで、たねex/Vを取りやすくなったので、サイドを取るテンポもさらによくなった。


前々日、前日はひたすらにリザードンと対戦し、プレイングを磨いた。

そして、当日。結果は以下のようになった。

予選

・1回戦 ⭕️ 先 6-3 vs.ロスギラ

・2回戦 ⭕️ 後 6-5 vs.ロスギラ

・3回戦 ❌ 先 4-6 vs.ディアルガVSTAR

・4回戦 ❌ 後 3-1 vs.カビゴンLO(投了)
・5回戦 ⭕️ 後 6-0 vs.パオジアン

18位/62人中

 

いや、リザードンに当たんないのかいっ!!!

【ベスト4】シティリーグ2024 シーズン1 参戦レポート~蹂躙する古代パラドックス~

ポケモンカードをやっている中で面白いと思う瞬間は人それぞれであろう。負けている盤面をひっくり返した瞬間、山札に残り1枚しかないパーツをトップドローで引けた瞬間、ロマンギミックが成功した瞬間などなど…その楽しみを追求した結果、握るデッキの傾向や採用カードに個性が出てくるものである。

 

私にもポケカをやっていて楽しいと思う瞬間がある。それはどのタイミングかというと…

 

「相手が先攻1ターン目に育て始めたポケモンを」

「自分が後攻1ターン目にワンパンしてテンポを取り」

「相手が先攻2ターン目で修復しかけているところを」

「自分が後攻2ターン目でワンパンし」

「縮まらないサイド差に相手が絶望する姿を見る」

 

そんなタイミングですかね(暗黒微笑)

 

…さすがに冗談ですよ?

 

閑話休題

 

というわけで、今回は、トレカプラザ55大須アメ横店にて、シティリーグのシーズン1に参加してきましたので、参戦レポートを書いていこうと思います。

 

今回のテーマは「蹂躙」。というわけで、まずは構築をどん!

今回は、トドロクツキで戦ってきました。

これを握った理由は、デッキの動きが面白かったからです。後攻1ターン目にガン回しして、相手の盤面を速攻で崩していく…そんな前のめりの動きに心を奪われ、このデッキを握ることにしました。

 

環境に関して

ポケカ飯さんのデータによりますと、1週間前(11/11-12)のTierランクは以下の表のようになっています。自分が参加する11/18の環境も、大きく変わっていないと考えていました。

https://twitter.com/pokekameshi/status/1723689140007702805?t=RaisGIGIWZlpWcSjUgsncg&s=19

 

トドロクツキを除くTier3の8デッキとの相性関係は、以下の通りです。(体感ですが…)

・有利…テツノブジン、ミライドン

・微有利…パオジアン、ミュウ

・微不利…リザードン、サーフゴー

・不利…サーナイト、ロストギラティナ

Tier1デッキ、特に非V/exのアタッカーがいるようなデッキは、従来のトドロクツキのデッキではサイドレースが間に合わず厳しい印象でした。

反対に、大型のアタッカーで殴ってくるデッキに関しては、後攻1ターン目で倒してテンポをとり、そのまま蹂躙することができるのがトドロクツキの良さだと思っています。

後攻1ターン目でテンポを取りつつ、非V/exの小型アタッカーのデッキにも抗えるような構築が、今回の目標となります。

 

構築に関して

①初期構築

わりとよく見る一般的な構築から始めました。特筆すべき点は、モルペコ2枚採用と、スタジアム3種採用といったところでしょうか?

モルペコは逃げ0のため、トドロクツキを育てることを考えると雑に前に出しておくことが出来る点と、だいしゃりんの70点でロストのキュワワーや弱点込みでヤミラミ、進化前たねのラルトスヒトカゲ、セビエなどを倒すことが出来るので、採用しました。

スタジアムに関しては、グッズを拾いつつエネを落とせる可能性のあるポケストップをメインとし、イキリンコを盤面から落とせる崩れたスタジアム、エネルギーがドローに変わりうるサイクリングロードを採用しました。サイクリングロードは、序盤引ければドローできる可能性が高いので強いかもしれませんが、序盤貼りたいのはどちらかというとポケストップで、中盤~終盤にかけてサイクリングロードを貼ったところでエネルギーが山札に残っておらず、ドローできない場合が多かったため、使用感はよくなかったです。

この構築では、大型アタッカーの対面には強いですが、小型アタッカー対面の対策が十分ではないので、シティに持ち込むには厳しいかなといった印象でした。

 

②中期構築

ポケモンは、ガラルファイヤーVを抜いてミュウexを採用しました。ガラルファイヤーVはエネルギーつけかえと合わせて疑似的にダークパッチの代わりとなるのが強いですが、打点が190点(自傷あり)なのであまり欲しい打点ではないことと、220点は相手にも届きやすい打点ですぐに倒されてしまうので、不採用にしました。ミュウexは、このデッキのドローの弱さを少しでも改善する意図ではじめ採用しましたが、相手のかがやくゲッコウガのげっこうしゅりけん、ギラティナVMAXのロストインパクトなどをコピーして打てるのが結構強く、小型にも大型にもある程度強くなりうる枠なので採用しました。

また、ブーストエナジー古代は、トドロクツキのHPを290まで上げ、ロストインパクトを1回耐えることができるのももちろんですが、アラブルタケに貼ることで、特性のもうどくふんじんで毒にし、毒込みで230まで狙える構築にしました。

相手のベンチを狙うのはクロススイッチャーに任せ、ボスは思い切って不採用にしました。その代わり、毎ターン、オーリム博士の気迫を打てるよう、追加でポケギア3.0を採用しました。

ミュウexとブーストエナジー古代の使用感がよかったのでそれを生かしつつ、まだまだ小型アタッカーに弱かったので、そこを調整していきました。

 

③最終構築

最終構築では、アラブルタケを2枚構築にし、かがやくゲッコウガでげっこうしゅりけんを打てるように変えました。また、クロススイッチャー4枚を、ポケモンキャッチャー3枚+ボスの指令1枚に変更しました。では、それぞれの採用意図に関して説明していきます。

採用意図と枚数に関して

古代アタッカー:トドロクツキex(3枚)、アラブルタケ(2枚)

今回の構築のメイン。トドロクツキは、オーリム博士の気迫+ダークパッチ+手張り+スタジアムなどで後攻1ターン目でも220点、アラブルタケの特性込みでHP230のポケモンまで倒すことができ、大型アタッカーに対してテンポを取ることが出来る。アラブルタケは、特性を発動させることはもちろんのこと、トドロクツキexと同じ労力で育つことができ、あばれハンマーで120点を出すことが出来る。ウッウやキルリア、特性込みでかがやくゲッコウガ、無傷以外のサーナイトを倒すことが出来るので、小型アタッカーに対して強く出ることが出来る。また、ブーストエナジー古代込みでHP180になるので、倒されにくいことも利点。アラブルタケで殴りに行くシーンも多いため、トドロクツキexを3枚、アラブルタケを2枚の採用。

 

逃げ0アタッカー:モルペコ、ミュウex

ダークパッチと相性がよい逃げ0性能というだけではなく、アタッカーとしても優秀。モルペコはHP70のポケモンを倒しながら、エネルギーを後ろに送り、後続に託すことが出来るのが利点。ミュウexは、自身にドロー特性を持ちつつ、エネルギーつけかえの枚数によっては1ターン起動も狙えるのが優秀。相手の技をコピーできるので、強いポケモンを前に出して来たら逆にカモれます。そんなに枚数はいらないので、1枚ずつの採用。

 

システムポケモン:イキリンコex、かがやくゲッコウガ

後攻1ターン目のトドロクツキex/アラブルタケ起動を狙うためには、たくさんドローする必要があり、それを助けるのがこの2体。また、手札のエネルギーをトラッシュに送ることができるのもこの2体の利点で、オーリム博士の気迫やダークパッチの起動につなげることが出来るのが利点。かがやくゲッコウガに関しては、水エネルギーとエネルギーつけかえも同時採用することで、かみ合えば後攻1ターン目からのげっこうしゅりけんも狙えるため、小型アタッカーに対して強く出ることが出来ることも評価点。イキリンコexは1ターン目にしか使用できないため、かがやくゲッコウガはルールにより1枚ずつの採用。

 

ボール系のグッズ:ハイパーボール(3枚)、バトルVIPパス(3枚)

ハイパーボールは手札の悪エネルギーや不要札を切ることで、ダークパッチ/オーリム博士の気迫の起動につなげたり、ミュウexのドロー枚数を伸ばしたりできるので、ネストボールより優先してこちらを採用。バトルVIPパスは、序盤展開につなげられ、オーリム博士の気迫を最大効率で使用出来たり、システムポケモンを並べて展開しやすくするのが強いので採用。枚数は、ポケストップや他のドローソースで触れれることもあり、3枚ずつの採用。

 

エネルギー系のグッズ:ダークパッチ(4枚)、大地の器(3枚)、エネルギーつけかえ(3枚)

ダークパッチは言わずもがな。後攻1ターン目で技を打ちやすくするために最大枚数の4枚採用。古代の器は、手札のエネルギーを切ることで、ダークパッチやオー…(以下略)。また、ポケストップを打つ前に使用することで、グッズの当たる確率が上がったり、不要札を切ってエネルギーを持ってこない場合はミュウexのドローにもつなげられ、終盤にも腐りにくいため3枚採用。エネルギーつけかえは、かがやくゲッコウガ/っミュウexの起動や、最悪オーリム博士の気迫で2体につけたエネルギーを1体に集約することで技が打てるようになるため、3枚採用。

 

いれかえ系のカード:いれかえカート(2枚)、あなぬけのヒモ(1枚)

アラブルタケが逃げエネ3と重く、技も連打できないので、入れ替え札を通常より多めの採用。いれかえカートは雑に切ってミュウexの…(以下略)、2枚採用。あなぬけのヒモは、相手の先攻1ターン目など、ベンチに非V/exが並んでいない場合に実質ボスの指令的な使い方ができるので、1枚採用。

 

ドロー系のグッズ:トレッキングシューズ(3枚)

相手に頂への雪道を貼られたときのケアとして3枚採用。ポケストップで当たったら、そのままドローにつなげられるのも利点。

 

リソース管理系のグッズ:すごいつりざお、ともだちてちょう

ポケストップで落としちゃいけないものを落とした際のリカバリー用に1枚ずつ採用。

 

相手を呼び出す札:ポケモンキャッチャー(3枚)、ボスの指令(1枚)

ポケモンキャッチャーは50%の確率ではあるが、サポート権を切らずにボスを打てるところや失敗してもミュウexの…(以下略)の点を評価し3枚採用。イキリンコexでイキリテイクを打つ前にも1枚単体で打てるので、相手先攻1ターン目にエネルギーを貼った先を狙うことも可能になる。クロススイッチャーは、2枚必要となるため、イキリテイクで巻き込んだら1回しか打てなくなることや、単体で消費できないので、ミュウexのドローの阻害にもなるので、最後の最後で不採用にした。とはいうものの、確実にベンチを呼べるボスの指令は1枚採用。

 

どうぐ:ブーストエナジー古代(3枚)

トドロクツキex/アラブルタケのHP上げのほかに、アラブルタケの特性起動に必要となるため、3枚と多めの採用。

 

ドロー系サポート:オーリム博士の気迫(4枚)、ナンジャモ(1枚)

オーリム博士の気迫は言わずもがなで4枚。光らせて視認性を上げることをお勧めします。サイド落ちの確認が鬼楽になる。ナンジャモは、最悪の場合に相手のハンドを減らして止まること期待できるので、1枚だけ採用。

 

スタジアム:ポケストップ(4枚)、タウンデパート(1枚)

ポケストップは、グッズでガン回しするために最大枚数採用しているが、エネルギーが落ちてもオーリム博士の気迫やダークパッチにつなげることが出来るのも利点。タウンデパートは割と何でもいいけど、スタジアムは、頂への雪道を考えると計5枚欲しいので採用。崩れたスタジアム/サイクリングロード/コトブキムラなどが候補だが、今回はブーストエナジー古代を引っ張ってこれるので、タウンデパートを採用。

 

エネルギー:悪エネルギー(8枚)、水エネルギー(2枚)

かがやくゲッコウガで技が打てるように水エネルギーを採用したいものの、悪エネルギーを減らしすぎるとダークパッチのバリューが下がるので、水エネルギーを2枚にとどめ、悪エネルギーを8枚採用とした。

 

当日のマッチングに関して

予選
〇6-4 後 ミュウVMAX
〇4-0 後 ブジン連撃
〇6-5 後 一撃ルギア
×1-5 後 ロスバレ
〇1-0 後 パオジアンex
4勝1敗 6位
 
決勝トーナメント
〇6-2 後 ミライドンex
×5-5 後 ミュウVMAX (サイドペナ1)
ベスト4
 
 

所感

今回ベスト4に入れたものの、準決勝の終盤の局面(自分サイド1、相手サイド4での相手のターン中)にて、ナンジャモの処理を間違えてしまい、山を混ぜたため、サイドペナルティ1枚もらってしまい、そこからまくられてしまって負けたため、結果程喜べていないのが現実ですね…。最後の最後で、「場慣れしていない」ことの弊害が出てしまって、自分の底力のなさを実感しました。シーズン2ではリベンジして、ベスト4の壁を越えていきたいです。

 

昨年度も本年度もベスト4から始まったシティーリーグ。今年はいったいどこまで行けるのか。僕の成長を、応援してくれる人や対戦相手に見せれるように努力してまいります。

2023CL新潟 参戦レポート ~冷酷に燃える銀雪・パオジロコン~

緊張と、わくわくと、感涙と、ほんの少しの不安と。

たくさんの感情が湧いて。
それら全てを力にして。

勝利に貪欲に、気持ちはメラメラと燃やして。
プレイングは冷徹に、相手を凍りつかせるような鋭い一手を。

CL新潟、行ってきます。

(いちたんのツイートより引用)

 

世間的にゴールデンウィークといえば、家族で旅行行ったり、友達と飲みに行ったり、普段時間が無くてできないような自己研鑽に当てたりと、いろいろあるだろう。とはいっても、例えばゴールデンウィークの連休が1週間あったとしても、毎日旅行する訳でも無いし、毎日飲むわけでもなく、自己研鑽に至ってはやろうやろうで結局やらない人も多いだろう。1週間毎日同じことをし続けるという人間は稀であるし、変人の部類であろう。

 

しかしながら、今回の主人公・いちたんは変人の部類であった。これからお話するのは、ゴールデンウィークの連休1週間のほぼ全てをポケカに費やした、少年と中年の狭間のポケカプレイヤーのお話である。

 

時は遡り、2023年4月21日。CL当落の発表日である。私、いちたんは、9回連続で落選している。最後に出たのは2020年のCL愛知。実に3年ほどCLに出られなかったのである。9回も通らないと、もはやCL出れない芸はお手の物。むしろ記念すべき10回連続落選ではないかと思っていた。金曜日といえども仕事は終わらず残業し、疲れた体で車に乗りこみ、あまり期待はせずにメールを開いた。

 

「CL新潟 当選」

 

私は驚愕した。今度こそ、今度こそCLの舞台に立てるのか!?!?足掛け3年間、全く出れなかった大型大会のスタートラインに立てることに、非常に歓喜した。「このチャンスを逃すわけにはいかない。」そんな思いでいっぱいだった。

 

しかしながら、私は社会人に戻って3年目。社会人の3年目は研修で忙しいのと、時期的な忙しさはあいまって残業は増加。そのため、デッキの検討・構築・プレイングの練習の時間はどんどんなくなっていった。「このままじゃ、やばい。」そんな焦りだけが先行し、考えはまとまらずにいた。

 

少なくとも、土日はしっかり練習しよう。そう思った私は、第2回SHOW杯にエントリーした。私が自主大会に参加する時は、基本的には「楽しむ」というのが目的である。しかしながら、私には時間が無い。CL候補のデッキを試す場が必要であった。言い方は悪いが、SHOW杯を利用させてもらった。

 

数少ない実践練習の場・SHOW杯。握るデッキはCLに持っていく、あるいは敵として当たる可能性のあるデッキを選択したいと思った。それも出来れば、クレイバースト/スノーハザードで収録された新機軸のデッキを。そんなことを考えながらカードリストを眺めてたとき、ひとつのカードに可能性を感じた。それが今回握った「パオジアンex」である。

 

青天井の火力を持つポケモンは、一般的に回すのが簡単であると思う。高火力を押し付けることで、相手のポケモンを一撃で倒す。そのためのアプローチをすればいいだけなのだ。この「プレイングの簡単さ」が、CLで1日最大9戦やる上でも非常に重要だと思った。

 

しかしながら、単純なデッキは対策も容易である。パオジアンはデッキの性質上、セグレイブを盤面から消せば止まるし、サイド2-2交換以上のアドバンテージを与えないように非エクでワンパンされたらサイドが追いつかない。それを巻き返すカードが必要だ。私は、アローラロコンVSTARに着目した。

 

アローラロコンVSTARは、技「スノーミラージュ」によって、特性持ちの技のダメージを無効化できる。そして、環境にいるほとんどの非エクアタッカーは特性持ち。アローラロコンが非常に刺さる環境であると確信していた。

 

気づけばSHOW杯当日の深夜0時。普段ならありもののデッキで戦うが、今回は違う。試す場がここしかないのである。組むしかない。一夜漬けの刃で戦うことは承知で、深夜2時まで構築を組んだ。

 

上記リストで挑んだSHOW杯、結果は5勝3敗。まずまずの結果に、手応えを感じた。「これをブラッシュアップしていけば、全然戦える。」CLのデッキが決まった瞬間だった。

 

そこからは、デッキのブラッシュアップとプレイングの練習をひたすらした。GW前は仕事の関係で上手く時間は取れなかったが、取れないなりに「環境に出てきてるデッキにどう勝つか?」を言語化していくことに努めた。GW入った後は、時間のある限りデッキを回した。毎日、1枚ずつ変わっていくレシピ。毎日、上達するプレイング。けれども、ずっと自信がつくことは無かった。「最善の構築は何か?」「環境の動きはどうなっているのか?」シティの入賞構築やジムバトル等での相手のデッキを見ながら、どうケアするのか?構築に織り込むのか?検討に検討を重ねた。

 

そして、CL前日。レシピは完成した。

 

今回のデッキ「冷酷に燃える銀雪・パオジロコン」

 

正確にいえば、このレシピは完全じゃない。直前まで悩んだし、もしかしたら正解では無いのかもしれない。そんな不安もあったが、それでも、自分が考えうる中で、全カードに意味を持たせて採用できたと思う。

 

中でも特に悩んだのは、以下の点である。

 

アローラロコンラインの枚数

→SHOW杯の段階では2-2ではあったが、環境の変化によってアローラロコンが警戒され始めていたので、アローラロコンを押し付け続けるという考え方から、1度相手が動けないターンを作るという考え方にシフトし、1-1の採用に落ち着いた。

 

②ドロー+‪α‬のサポート:セイボリーor作業員

→頂への雪道が非常に刺さるので、作業員の採用も検討したが、サーナイトやロストなどベンチを並べるデッキに広く刺さるセイボリーの方が優先であると考え、採用した。

 

③メタカード:ピクニックバスケットorツールジャマー

→ツールジャマーはフワンテ、ピクニックバスケットはディンルーに対するメタである。最初はツールジャマーを採用していたが、ツールジャマーを採用したとて、剥がされたらどのみち勇気のお守り付きフワンテアローラロコンがワンパンされてしまうので、1度セグレイブの特性を動かすためのピクニックバスケットを採用し、動けたターンからアローラロコンで押し切るプランができるようにした(ついでにロストマインにも若干強くなった)

 

こうして、CL新潟を勝ち抜くための牙は鋭く整ったのである。

 

…でも現実は甘くなかった。結果としては5勝3敗でDay1の最後まで走りきることが出来なかった。

 

当日のマッチングは上記の通りである。

プレイングの甘さ、環境読みの甘さ、構築の甘さ。

僅かに完走まで行けなかった原因ががどこにあったのか、正直今でもよくわかっていない。分からないことがすごく苦しい。

 

特段周りが悪かったって印象の対戦はひとつもなかった。プレイングミスも多少はあったが、負けた試合に目立ったものは無いと思う。でも、負けるのには何が原因がある。それが何か分からないうちは、最後まで倒れず戦い抜くことが出来ない。己はまだまだ弱い、まだ壁は厚いということを非常に実感した。

 

しかしながら、自分の成長も感じたCLであった。2敗した後の3連勝の粘り、相手のデッキに対する理解は3年前のCLよりも向上しているというのは、3年前の最高戦績2勝3敗を大きく更新したところが証明してくれた。

 

今シーズンに残る公式大会は、シティS4とJCS。

世界に行くためには、JCSで結果を出すしかない。

 

もっと強くなりたい。

 

その気持ちを胸に、リスタートを切ったCLだった。

シティリーグ2023 シーズン3 参戦レポート ~1週間前に組んだワニ・ラウドボーン~

御三家―旅に出るときに博士、あるいは別のキャラクターからもらうことのできる、冒険の始まりのポケモンである。ポケモントレーナーである僕たちは、この御三家を選び、旅を始めるのである。

 

昨年発売されたポケモンの最新作・スカーレット/バイオレットにも例外なく御三家はいる。ニャオハ、ホゲータ、クワッスである。今回のシティリーグでは、僕が選んだ御三家・クワッス…ではなく、ホゲータの最終進化系のラウドボーンで挑んだので、その参戦レポートを書いていく。

 

―ちなみに、一番好きなのはニャオハである。

 

閑話休題

 

というわけで、今回、シティリーグシーズン3、宝島高蔵寺店にて参加させていただいたので、参戦レポートを書いていきます。

 

早速ですが、今回のテーマは「耐久」。

まずは使用デッキをドン!

 

デッキ名1週間前に組んだワニ・ラウドボーン

 

今回の構築は、実はラウドボーンではなく、別のカードからスタートしました。それは…

 

ヒードランVMAX

ヒードランVMAXです。

もう一度言います。ヒードランVMAXです。

 

『こんな十字のツメを食い込ませて壁や天井を這いまわっていただけのポケモン、環境でも使われてないし弱いやろwwwさすがに逆張りが過ぎんか?www』と思っている方もいるかもしれません。確かに環境では使われていないカードですが、強いんじゃないかと考えた明確な理由があります。

 

<理由①>HPが高い

現在、環境の最大打点のラインが『VSTARをワンパンできる280打点』のデッキが多いと思います。その280打点を確実に耐える耐久であることが非常に評価できると感じました。

 

<理由②>弱点が現状環境に少ないタイプ

ヒードランVMAXの弱点の水は今環境にはほとんどいないといっても過言ではありません。現状多く見る水のアタッカーは、ウッウとかがやくゲッコウガぐらいでしょうか。ウッウは弱点計算しませんし、ゲッコウガはワンパンするには打点が足りません。他もたまに水主体のデッキはありますが、全体数的には少ないので、実質弱点を突かれないといっても過言ではありません。

 

<理由③>自分/他のポケモンの特性で回復ができる

自分の特性『マグマゲイン』で、場に自分のスタジアムが出ているならHPを50回復できます。また、オドリドリの特性パッションダンスでも回復できるので、場持ちが結構いいと思います。相手にもよりますが、回復系グッズも絡めれば2回耐える可能性だってありますので、場持ちがよく行動回数も上げることが出来ます

オドリドリ

 

これら3つの点が強く、環境でも戦えるのではないかと感じたので、1週間前までは真面目に考察していました。ですが…

 

『弱くはないけど勝ちきれない!!!!』

 

このポケモンの弱点は何個かあります。が、ある程度は構築で克服できます。例えば、エネルギー要求がきついという点は、アルセウスVSTARと組ませることで、ある程度解決できます。ですが、明確に克服できないものがありました。それは、打点が低いことです。180打点(やけど込みで200点)はそれこそネオラントVぐらいしか倒すことが出来ず、またサイドも3枚取られるので、正直2回行動できても捲れないといった盤面が多くありました。

 

ただ、高耐久+炎タイプというのはすごく可能性を感じていて、何かいないか考えた結果、たどり着きました。それがこいつ。

ラウドボーンex

ラウドボーンexです。

ラウドボーンのここがすごい!ところを上げていくと、以下の通りです。

 

<ここがすごい!①>HPが高い!

このポケモンは、HP340で、非常に高いHPを持っていますヒードランVMAXよりも10高く、しかも取られるサイドが2枚しかありません。また、進化前も、ホゲータが90、アチゲータが110と、この数値も進化前としては非常に高い水準であると思います。

 

<ここがすごい!②>打点が高い!

技『バーニングボイス』が炎エネルギー2枚で打てる上、HP満タンであれば270点、こだわりベルト込みで300点まで狙えます。これにより、環境に多いVSTARの280ラインを超えることが出来るため、自身の耐久も考えるとラウドボーンだけでサイドを3~4枚回収できる可能性もあります。しかも、Vガードエネルギーは無効です。

 

<ここがすごい!③>こだわりベルトの対象ではない!

こだわりベルトは、ポケモンVが対象なので、ポケモンexであるラウドボーンには無効です。なので、基本的には純粋な粗点どおりの打点が飛んでくるため、ベルトケアみたいな動きがほぼ必要なく、耐久計算が狂いにくいです

 

これらの強みを生かして構築していきました。

それでは、それぞれの採用理由を語っていきます。

 

<ラウドボーンライン 3-1-3>

ホゲータ/アチゲータは複数種類あるが、一番HPが高いものを採用。このデッキでは、はじめエンテイVで殴り始めることを想定しているので、枠の都合もあり、たねは少なめの3枚で構築。ラウドボーンをできれば2体作りたいので、3枚採用。アチゲータは、ふしぎなあめの枚数も絞っているので、1枚採用。

 

エンテイV 2>

低コストで殴ることが出来る点や、特性『しゅんそく』で1枚ドローすることが出来るため、2枚採用。基本的にはこいつで殴りはじめ、その間にラウドボーンを準備する。HP230も地味に優秀。

 

<グレンアルマライン 2-2>

モミで回復することを考えると、スタジアムの『マグマの滝壺』とあわせてエネルギーを供給し続ける必要があるため、2-2ラインで採用。1ターン準備の時間が欲しかったりするときは壁にする。カルボウは逃げエネ1が地味に優秀。

 

ネオラントV 1>

初手はペパー、終盤はボス/セレナなど、サポートをピンポイントで持ってこれるので採用。というかこれがないと回らん。

 

<かがやくゲッコウガ 1>

かがやく枠の候補としては、アタッカー運用としてリザードン/ヒードラン、サポート運用としてゲッコウガ/ジラーチ、回復要因としてアマージョあたりが候補だが、いかんせんラウドボーンが2進化で必要パーツが多い+滝つぼともシナジーがあるゲッコウガを優先した。

 

<ボール系 ネストボール4/ハイパーボール3/バトルVIPパス1>

たねポケモンを置かないとお話にならないので、ネストボールは4枚採用。ハイパーボールは主にラウドボーンを持ってくるために必要だが、コストがこのデッキだと重いので、3枚と抑えめの採用。バトルVIPパスは、1ターン目以外は腐るので、初手ペパーで持ってくることを想定して、1枚のみの採用。

 

<トレッキングシューズ 3>

このデッキは必要パーツを手札に抱えたままドローしたいことや、モミなどのドロソ以外のサポートを打ちながら引きに行きたいこともあるので、3枚と多めの採用。

 

<ふしぎなあめ 2>

正直かなり絞っているが、エンテイVで殴り始めること、ペパーでサーチできること、アチゲータを採用していることから2枚に抑え、他に枠を回した。正直3枚は欲しい。

 

ポケモンいれかえ 2>

逃げエネが全体的に重たいのと、入れ替え→ひおくり→モミとうまくかみ合えばエネルギーを節約できるので、2枚採用。

 

<ともだちてちょう 1>

序盤で巻き込んだモミやボスの指令などを山に返すのが非常に大切なので、採用。

 

ポケモンの道具 こだわりベルト2/おはらいグローブ1/森の封印石1>

ベルト込みのHP満タンのバーニングボイスでルギアVSTARやアルセウスVSTARを倒せるため2枚採用。また、おはらいグローブは、環境に多いキュワワー/ヤミラミ/ラルトス/クレッフィなどをおはらいグローブ込みのかつりょくのうたで倒しつつ全体回復できるのが強いので、1枚採用。封印石は、ペパーから持ってこれる自由札てきな感じで使えるので、1枚採用。

 

<ドロー系サポート 博士の研究3/アクロマの実験2/セレナ1>

たくさんドローしたいがトラッシュしたくない札もあるので、博士の研究を3枚と抑えめの採用。その代わり、手札はトラッシュせずに5枚見ることが出来る、アクロマの実験を2枚採用。セレナはボス代わりにも使用できるし、ハンド抱えながらドローもできるので1枚採用。

 

<ペパー 2>

序盤は封印石やVIPパス、中盤/終盤はハイパーボール/ふしぎなあめやこだわりベルトを回収することができ、鬼強いので2枚採用。

 

<モミ 2>

ラウドボーンは技を受けた後、打点が下がってしまうので、打点をもどすためにも必要だが、正直2枚は諸説。今回は、一度も使わなかった。

 

<ボスの指令 2>

このデッキはできれば2-2-2 or 2-1-3みたいな感じで、最小限のリソースでサイドレースを進めていきたいので、セレナ込みで3枚は呼び出し札が欲しいので、2枚採用。

 

<マグマの滝壺 3>

エネ供給を間に合わせるためにも必須。何なら4枚採用でも全然いい。

 

<基本炎エネルギー 10>

基本的には2エネ起動のポケモンで技を打つが、ゲッコウガのドローコストのことも考え、10枚と多めの採用。

 

当日の結果は2-3と惨敗でした。

可能性はめちゃくちゃ感じましたが、1週間で詰めるには時間が足りなかったというのが素直な感想です。2進化である以上、安定性が課題となり、今回はゲッコウガやトレッキングシューズで補いましたが、それでもハンドが細い時はつらいといった感じでした。難しいね…

 

当日マッチング

 ・一撃ルギア(後攻) 6-3

 ・サーナイトex(後攻) 3-6

 ・ミライドンex(先攻) 6-5

 ・一撃ルギア(後攻) 2-6

 ・ロストバレット(先攻) 4-6

 

ポテンシャルはあるんだ…ポテンシャルは…

シティリーグ2023 シーズン2 参戦レポート ~カイ型ルギアVSTAR~

スタンダートレギュレーションにおいて、最強のデッキはルギアVSTARであると思う。ルギアの展開力・火力もさることながら、構築の自由度も高く、環境に適応したポケモン・メタに対するメタを無理なく組み込むことが出来る、なんでもできるデッキです。

 

そんなルギアVSTARの唯一の弱点を上げるとするならば、『デッキの性質上、下振れした時になんにもできない』ことである。つまり、これを克服すれば、完全無欠の最強デッキになるはず。

 

これは、安定の最強デッキの構築を目指した男たちの挑戦と苦悩の物語である。

 

閑話休題

 

というわけで、シティリーグ2023シーズン2@宝島長久手店に参戦してきましたので、いつもどおりレポート書いていきます。

 

今回の構築テーマは、『安定する最強』。まずはレシピをドン!

構築名:『カイ型ルギア~アローラロコンナマコブシを添えて~

 

今回の構築は、友人のシティの構築をスタート地点にして考えていきました。

カイ型ルギアは、『カイで必要なグッズを確実に加え、動きを安定化する』というコンセプトで組みました。序盤ルギアVSTARやアーケオスを持ってくるためのボール系、相手の雪道・シンオウ神殿やイベルタルメタのビックパラソルを割るためのロストスイーパー、ジュラルドンに勝ち筋を作るためのやまびこホーンなどなど、必要なデッキをカイでピンポイントに持ってくるというのはルギアVSTARの『必要パーツは多いけど、特殊エネルギーは山に残しておきたい』という点の回答になり、強い動きができるのを評価し構築していきました。

 

採用カードに関して説明していきます。

①必須枠のポケモン:ルギアV(4)/VSTAR(3)、アーケオス(4)

ルギアのデッキで必ず入れないといけないカードです。たまにアーケオスが3枚の構築もありますが、アーケオスを立てれない=負けといっても過言ではないので、確実にハンドに持ってきて落とせるように最大枚数の4枚は確定だと思ってます。

 

②必須枠のグッズ:クイックボール(4)、ハイパーボール(3)、しんかのおこう(4)

特筆すべきはハイパーボールの枚数。後述するこだわりベルトに枠を割きたかったので、甘えて3枚です。削る枠はクイックボールとの択でしたが、対戦中にたねポケモンを持ってくることが圧倒的に多いのとコストが重いことを考慮してハイパーボールを削りました。

 

③必須級のエネルギー:パワフル無色エネルギー(4)

強いから4枚安定です。

 

④ドロー/サーチ系サポート:カイ(3)、マリィ(3)、セレナ(2)、とりつかい(1)

基本的にはハンドで足りないものをカイで補うコンセプトなので、カイは3枚。手札がそろわないときは、エネルギーやサポートでハンドが固まっていることが多く、トラッシュしにくいので、山下に送りながらドローできるマリィを多めに採用し、博士の研究は不採用にした。セレナは3・4枚目のボスになりつつ、ハンドのアーケオスを切りながらドローできる点を評価し2枚採用。とりつかいは、カプ・コケコVMAXのマヒで止まることを考慮し、ネオラントVから入れ替えができるように1枚採用。

 

⑤ボスの指令(2)

基本的にはサイド2~3枚のポケモンを狙って倒すことを考えると、1試合で2回程度打てればいいが、倒す順番が大事になることもあるので、セレナと合わせて4枚呼び出し札を採用。残しておきたくないルールを持たないポケモンイベルタル、かがやくリザードンあたり)を呼ぶことも考えて、2枚ボスにした。

 

⑥サポートのポケモンネオラントV(1)、ナマコブシ(1)

ルギアにおけるネオラントVは自分で殴って山に帰ることもでき、単純なサポート役だけにとどまらないのが強い。ほんとは2枚採用したかったが、枠の都合上1枚にとどめた。ナマコブシは、カイで持ってきたい水ポケモンがいない場合に、ナマコブシを持ってきて、特性・ナマコブシなげで1枚ドローする動きが非常に強いため採用。ターン1回制限の特性であるため、1枚のみの採用。

 

ポケモン自由枠①:イベルタル(1)

vs.VMAXポケモンの対面の時によく使用する。特にジュラルドンVMAXとの対面では、ジュラルドンの突破をイベルタルと後述するアローラロコンVSTARで突破することを考えていたので、正直このカードがサイド落ちしてアルセウスを倒したタイミングまでに回収できないときつい。枠の都合で1枚のみの採用。

 

ポケモン自由枠②:アローラロコンV(1)/VSTAR(1)

とにかくスノーミラージュが強すぎる。vs.ロストバレット、vs.ルギア、vs.アルジュラと活躍する幅も広いため採用。特にロストバレットに対しては、ほとんどのアタッカーが特性持ちのため、最後アローラロコンVSTARのみの盤面を作り、後述するウォッシュエネルギーと合わせることで詰み盤面までもっていくことが出来る。ほんとは2-2で採用したいが、枠の都合とカイで直接持ってこれることを考慮し1-1にした。打点は低いので、vs.アルジュラではこだわりベルトを巻いて殴ることが必須。

 

ポケモン自由枠③:ノコッチ

アルセコケコを筆頭に、今の環境はルギアをメタる雷の構築も多いため、1枚採用。ちなみにパワフル無色エネルギーを2枚張ることでキュワワーまでは倒せるので、覚えておくとよいかも。サイド1枚の壁にできる点もよい。

 

ポケモン自由枠④:ドラピオンV(1)

今回の諸説&環境次第でいれかえる枠。今回は、後攻1ターン目にメロディアスエコー決めてくるミュウVMAXがきつそうだと思い、最悪アーケオスが立つ前に殴れるドラピオンVを採用。正直どこを重く見るかでこの枠は変わると思う。また、打点も190点あるため、出しゃばってしまったらエネルギーを貼って、クロバットVやネオラントVを倒せることやVMAXを2回殴って倒せるところも評価しての採用。『どこか1枚変えてください』と言われたらここを真っ先に変える。

 

⑪無色のエネルギー:キャプチャーエネルギー(3)、ダブルターボエネルギー(2)

ルギアは1ターン目に確実に置きたいので、山札からたねポケモンを呼べるキャプチャーエネルギーを3枚多めに採用。3枚目は後述するウォッシュエネルギーとの択だったが、安定感を優先した。ダブルターボは、ルギア、イベルタルネオラント(、アローラロコン)に対応していたり、ルギアの火力が220(Vが倒せるライン)でいい時にプライマルターボの回数を節約することが出来るため、2枚採用。-20のデメリットもあるため、あまり採用せずこの枚数になった。

 

⑫色物のエネルギー:オーロラエネルギー(4)、ハイド悪エネルギー(1)、ウォッシュ水エネルギー(1)

オーロラエネはイベルタルを採用している関係で脳死で4枚採用。サイド落ちまで考慮すると、イベルタル起動に不安があるため、5枚目のイベルタル用エネルギーとしてハイド悪エネルギーを採用。ウォッシュエネは、特にアローラロコンVSTARに貼ることでvs.ロスバレでのロストマイン、vs.ルギアのアメージングデスなどを防ぐことができ、文字通り完封しやすくなる。2枚採用すると不意のうねりのおうぎやクラッシュハンマーをケアしやすいが、キャプチャーエネのほうを優先したかったので1枚のみの採用にとどめた。

 

⑬各種グッズ:ロストスイーパー(2)、やまびこホーン(1)、こだわりベルト(1)、ポケモンいれかえ(1)

カイで持ってこれることを考えピン刺しが多めだが、ロストスイーパーに関しては、複数回割りたいもの(シンオウ神殿、ビックパラソルなど)が環境に多いため2枚採用。3枚採用も全然あり。やまびこホーンは、vs.アルジュラで最後のサイドをボス込みでトラッシュのアルセウスVで取れると楽になれたり、ほぼ切っているvs.レジ系に対して、ベンチにいるレジをトラッシュから出すことによりエネ加速を止めることが出来るかもしれないので、1枚採用。vs.アルジュラではアロコンが2発でジュラルドンを倒せなかったり、ルギアで比較的楽に280(=VSTARライン)を出すために採用。1枚しかないので、春場所・タイミングは見極めることが必要。どこからマヒが飛んでくるかわからないので、カイから持ってこれる入れ替え札としてポケモンいれかえを採用。あなぬけのひもとの択だが、目の前のポケモンはアタッカーであり、基本的に対面で殴ってくるポケモンを倒すのが強いと思い、いれかえを優先。

 

次に不採用カードに関して。

 

かがやくリザードン

ベルト込みお手軽280点が魅力だが、ベルトの使い方が割とシビアでかがやくリザードンに貼れるパターンがなかなかなさそうだったので、最後まで悩んだ末ドラピオンVを採用した。

 

コオリッポ

vs.レジ系を完封できるための性能はあるのと、カイで持ってこれるのが評価点だが、レジ系は今回少ない+そもそも結構不利対面という点を考慮しレジ系を切ったので不採用。レジ系を重く見た場合はこいつを入れる。

 

ガラルサンダーV

vs.アルセコケコに対して強く出れる点と、V主体デッキとの対面の際に低コストで殴れる点は評価できるが、vs.アルセコケコはそこまでしなくても体感勝てるため、不採用。

 

バケッチャ

クイックボールから持ってこれるスタジアム破壊カード。結構入れるの悩んだが、こいつが特性発動後置物になることを懸念し、ロストスイーパーをカイで持ってこれることも考慮して不採用。

 

マナフィ

ベンチ狙撃ポケモンが今の環境でカイオーガライコウぐらいしかいないので、いらないと感じ不採用。

 

ムーランド

vs.ロスバレ以外で使う対面を思い浮かばず、それならアロコンのほうが良いと思い不採用。

 

ヒスイのヘビーボール

正直結構採用アリなカードだが枠がなかったので不採用。あと不利マッチへの対抗策を複数用意したので、ヒスイのヘビーボールがなくとも案外何とかなった。

 

構築に関してはこんな感じです。

シティ前日と前々日にトレリ優勝を2回したため、結構自信をもって大会に挑みました、が…

 

本番当日は、ナマコブシでスタートして後続おけなかったり、アーケオスを落とせずなかなか殴れず、事故をかまし、2勝3敗。56位フィニッシュでした。

 

もう爆発するしかねぇな。

シティリーグ2023シーズン1 参戦レポート ~アンチシナジーを添えたエレキガノン~

皆さんは、デッキ構築を組むときに、シナジーのよさ』を考慮すると思う。『シナジーが高い』ということは、安定性・攻撃性、大きく言えばデッキパワーが上がるからだ。

 

しかし、どんなデッキでも苦手デッキはあり、そのデッキに対してある程度のメタが必要である。今回は、あるデッキに勝てなさ過ぎて、アンチシナジーを承知で組んだメタデッキで戦いに臨む1人の男のお話である。

 

閑話休題

 

ということで、今回は、11月20日に王の洞窟Jr. 近鉄四日市駅前店で行われたシティリーグに参戦してきましたので、参戦レポート書いていこうと思います。

 

今回のキーポイントは、構築。

まずは今回握ったデッキをドン!

今回のデッキ名

『エレキガノン~アンチシナジーを添えて~』

 

クワガノンでパラライズボルトを打ちグッズロックをする、その際の足りない打点をレジエレキVMAXで補うというコンセプトです。

 

このデッキを選んだ背景は、今回自分がした環境予想で最も勝率が高くなるであろうと思ったからです。

 

自分が事前にしていた環境予想はこんな感じです。

Tier1: ルギアVSTAR、ミュウVMAX

Tier2: ギラティナVSTAR、レジギガス、ロストバレット、キュレムVMAX、ジュラルドンVMAX

Tier3: レジエレキVMAX、ムゲンダイナVMAX、ヒスイゾロアークVSTAR、オリジンパルキアVSTAR

 

この環境予想を見てみると(というか最近のデッキ全般に言えるんだけど)、グッズを止めてしまうと比較的止まるデッキが多いです。しかも、環境覇者のルギアVSTARに弱点をとれるということで、最強のデッキだと思えたのです。

 

が、、、

 

練習をしていくにつれてある事実に気づいたのです。

『ルギアVSTARに勝てねぇ!!!!!!』

そうなのです。このデッキは、ルギアVSTARに弱点をつけ有利かと思いきや、ルギアVSTARのデッキパワーがおかしすぎて、むしろ不利ぐらいにまで感じていました。

 

しかし、ルギアVSTARさえ乗り越えれば、他の環境デッキ(特に、ミュウVMAX、ロスト系)にはめっぽう強いと思いましたので、ルギアVSTARを乗り越えることを考えました。

 

ルギアVSTARを乗り越えるためのポイントは、以下にあると思います。

①そもそもアーケオスを出させない(ルギアVSTARに進化させない)

②特殊エネルギーを無効化する

③特殊エネルギーを破壊する

 

①に関しては、パラライズボルトが最速で後攻1ターン目でしか打てない関係上、どう頑張っても、相手は1ターン自由に動くことのできるターンがあります。この間にルギアVを置けて、アーケオスをトラッシュに置けていれば、あとはサポートでも何でもルギアVSTARを引き込み進化することで、アーケオスを倒すことが出来ます(しかも、構築上、クワガノンVかレジエレキVでスタートすることがほとんどなので、割とパラライズボルトを警戒して、アーケオスを落とすという動きをしてきます)。それに対しては、後攻1ターン目のグッズロックをあきらめ、先攻を取り2ターン目でマリィを打ちながらパラライズボルトを打ち、ルギアVSTARに進化させないことを目指しました。

 

もちろんこれだけではルギアVSTARは止まりません。オルガなんですわ、あいつは。というわけで次の②のポイントですね。特殊エネルギーを無効化することです。簡単にいうと、シンオウ神殿を採用することです。ルギアVSTARはスタジアムを破壊する技がありますが、シンオウ神殿が残っている状態で技を打たせれば220の火力しか出ませんので、タフネスマントを持ったクワガノンが1回技を耐えます。「1回ぐらい耐えても…」って思われるかもしれませんが、2回動けることがすごく大事なのです。ルギアVSTARにノコッチが採用されていたとしても、レジエレキVMAX2体立てていれば、パラライズボルトを打ち続けたまま、(素点50+トランジスタ30×2)×行動回数2=280を与え倒すことができ、サイドレース的にも多少抗うことが出来ます。

 

しかし、これだけではぜんぜん有利に進めることが出来ません。それはなぜかというと、ルギア側には、かがやくリザードンイベルタル(アメージングデス)・ライコウ(アメージングシュート)などの1枚しかサイドを取られないポケモンで戦うことが出来るからです。特にイベルタルは、技『アメージングデス』によって問答無用で気絶させられます。そこでポイント③の特殊エネルギーを破壊することを考えました。ルギアVSTARの場合、うねりの扇では山札に戻ってしまいますので、なんの意味もありません。叩き割る必要があるため、うねりの扇ではなく、クラッシュハンマーを投げ、気合でエネルギーを割ります。特に、オーロラエネルギーは最大4枚しか採用できないカードで、イベルタルに貼られたオーロラエネルギーを1枚でも叩き割れば多少は楽に戦えます。

 

ここまでで、ルギアに乗り越えるポイントを3つ挙げましたが、これらは必ずしもエレキガノンシナジーがあるとはいえません。いわゆるアンチシナジー、構築的に無理しているところがあります。具体的には次の3点です。

 

a)先攻想定の動きを押し付けることだけを考えると、後攻になった際に強い動きがなくなる。

b)スピード雷エネルギーとシンオウ神殿の相性が鬼ほど悪い。

c)クラッシュハンマーがターボ構築と相性が悪い。

 

a),b),c)はそれぞれ、ルギアVSTARを乗り越えるポイント①,②,③に対応します。

よくわからないところもあると思いますので、説明していきます。

 

a)に関しては、先攻をとり、2ターン目にマリィ+パラライズボルトを押し付けることが一番強いですが、それに寄せすぎてしまうと後攻になった場合や、1ターン目にクワガノンVに手張りが出来なかった場合、相手が準備完了する前にグッズロックを仕掛けるのが難しくなってしまいます(=強い動きが出来ないということになります)。これを解消するために、メロンと水エネルギーを採用し、1ターンでクワガノンVを起動できるようにしました。また、サポートの配分ですが、メロン4枚、マリィ3枚と、マリィのほうが少なくなっています。もちろん枠の都合があってのこの枚数ですが、マリィを打てないことよりもパラライズボルトを打てないほうが弱いと考え、メロンを多く採用しました。

 

b)に関しては、そもそも特殊エネルギーの効果を消すわけですから、当たり前といえば当たり前です。しかし、パラライズボルトを早めのターンで決めるためには、序盤でたくさんカードを引き、パーツを集めるのが大事だと考えました。そのため、スピード雷エネルギー3枚に加え、基本エネルギーを通常のエレキガノンよりも多めの4枚採用しました。シンオウ神殿を1枚にとどめてスピード雷エネルギー4枚採用することも考えましたが、ルギアVSTARに対しては2回シンオウ神殿を押し付けたい試合が多かったため、このような採用枚数にしました。

 

c)に関して。このデッキは『グッズロックを早いターンで決め、相手の動きを止める』ことをコンセプトにしています。このコンセプトを実現しやすくしたのが、ポケストップやトレッキングシューズ、バトルVIPパスなどの『回すためのカード』を多く採用したいわゆるターボ型の構築で、ほとんどのエレキガノンはこの形をとっております。これに対し、クラッシュハンマーはポケストップとは相性がいいものの、『回すためのカード』ではないため、ターボ型とはアンチシナジーです。そのため、ほんとは4枚入れて絶対に特殊エネルギーを叩き割るマンになりたかったところをぐっと抑え、調整して3枚に抑えました。

 

こうして出来上がったのが、今回使用したデッキとなっています。

 

『ここまでやったらルギアVSTARは余裕のよっちゃん、お茶の子さいさいじゃないの?』と思われるかもしれません。そんなわけありません。ルギアVSTARのデッキパワーと構築の自由度が高すぎて、ここまでやって、やっと五分かなというところです。なのでできればルギアVSTARに当たりたくないとは思っていましたが、そんなん今の環境無理なので、基本アンチシナジーを嫌う僕でしたが、ここまでのカードをつぎ込むことを決意しました。

 

そして、当日の結果ですが、以下の通りです。

 

予選

・1回戦 VS.ムゲンダイナVMAX 6-4 勝利

・2回戦 VS.オリジンパルキアVSTAR 5-0 勝利

・3回戦 VS.ルギアVSTAR 6-4 勝利

・4回戦 VS.ルギアVSTAR 0-6 敗北

3勝1敗 3位/28人中

 

決勝トーナメント

・準々決勝 VS.ルギアVSTAR 6-0 勝利

・決勝 VS.ルギアVSTAR 0-6 敗北

 

終結果 ベスト4

 

なんと、決勝トーナメントまで残り、ベスト4(自己新記録)を出すことが出来ました!非常にいい成績をたたき出すことが出来、すごくうれしく思っております。

 

その反面、実は敗北した試合はどちらも同じ方でした。同じ人に二度負けてしまうのが自分の中で悔しく、また準決勝の反対側の山がロストバレットVS.オリジンパルキアVSTARであり、どちらが勝っても自分が勝てば有利対面となるため、準決勝を乗り越えたらもしかしたら…って正直思いました。まだ優勝までの壁は厚かったということで、この悔しさをばねにシーズン2も頑張っていこうと思います。

 

ちなみに。自分が準決勝で負けたお相手が優勝されていましたので、『実質準優勝だもん。ふふん。』って負け惜しみを言っておこうと思います。そのくらいめちゃくちゃ悔しくて悔しくて夜しか眠れないんですわ。

 

最後に、大会運営をしていただいた王の洞窟Jr.の店員並びにジャッジの方、対戦していただいた皆さん、そもそも抽選を通してくれましたポケモンカード公式の抽選機能、そしてなによりデッキ調整を付き合ってくれたり叱咤激励をしてくれました東海ポケカ部の皆さん、この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

p.s. このデッキを調整する際に、被害者にしてしまったANZU、マジですまん。

ばんぽけかっぷ開催のおしらせ

「今は見なくなった、昔強かったカードに再び活躍させたい…」

「あのカードさえなければ、このデッキは輝くのに…」

―あのカードを『BAN』にして戦う、ばんぽけかっぷ開催!!

 

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【大会コンセプト】

「昔環境で強かったけど、新しく収録されたカードのせいで環境で戦えないなぁ…。」

「好きなカードなんだけど、このカードがきついなあ…。」

そんなこと、誰しも思ったことあるでしょう。

「あのカードをBANしたら輝けるのに…。」

そんな思いを形にしたのが、「ばんぽけかっぷ」です。

「BANカード」を1種類指定し、そのカードが使用できない状態で戦う大会です。

なかなか活躍できないあのカード、活躍させていきませんか?

 

【大会スケジュール】

・予選リーグ:4/9(土)~4/16(土)

・決勝トーナメント:4/17(日)

・エントリー締め切り:4/8(金)18時まで

 

【参加資格】

ポケモンカードの基本的なルールを覚えていて、紳士的にプレイできる方

・Discordでのポケカ対戦に適した環境のある方(Discordでの対戦となります)

 

【エントリー方法】

①ばんぽけかっぷのディスコードサーバーに入室してください。

discord.gg

②サーバー内にあるGoogleフォームに必要事項を入力してください。

 

※参加定員は16名、先着順とします。

※入力内容に誤り・虚偽がある場合、参加をお断りすることがございます。あらかじめご了承ください。

 

【レギュレーション】

60枚のメインデッキと10枚のサイドデッキを作成し、戦っていただきます。

・メインデッキおよびサイドデッキは、4/9時点のスタンダードレギュレーション適用します。

 ※レギュレーションマーク D~Fまで使用可

 ※最新弾「スペースジャグラー」および「タイムゲイザー」のカードまで使用可

・公式大会で使用できないカードは、デッキに入れることが出来ません。

事前申請した方に限り、最新弾「スペースジャグラー」および「タイムゲイザー」のカードのみコピーカードの使用を認めます。ただし、以下2点を順守してください。

  ①カラーコピーであること(白黒コピー、手書き、代用カードはNG)

  ②すべてのカードを2重以上のスリーブに入れること

 事前申請なく無断で使用した場合、ペナルティが課される場合があります。

・本大会に限り、「相手の山札を見る」等の効果は、「お互いに相手の山札を見る」等の効果に置き換えます(例:ザクザクピッケル)。オンライン大会の性質上、「相手が対象のカードを見ていない」ことを証明できないためです。

・その他、開会式時点で公式が定めるルールに準拠します。

 

<サイドデッキに関して>

・サイドデッキは、10枚ちょうどで作成してください。

・同名カードはメインデッキとサイドデッキあわせて、合計4枚以下になるようにしてください(ただし、基本エネルギーは除く)

 

【大会形式】

<共通>

自分および相手が指定したBANカードは、その対戦では使用できません。

 メインデッキからBANカードと、任意のカード、合計10枚までを抜き、不足分をサイドデッキから加えることで60枚のデッキを作成し直し対戦していただきます。

・BANカードは、基本エネルギー以外の中から1種類を各試合で指定できます

・全試合、時間無制限の1本勝負とします。

ポケモンカードの対戦以外の方法での勝敗決定は認めません。

・その他、開会式時点でポケモンカード公式が定めるルールに準拠します。

 

<BANカードに関して>

・BANカードは、基本エネルギー以外のカードを1種類指定できます。

指定する際、1種類が特定できるように相手に伝えてください

 例)×インテレオン ○特性クイックシューターのインテレオン

 

<予選リーグ>

全参加人数を4等分にし、各グループ最大4人の総当たり戦とします。

・順位は以下の方法で決定します。

 ①勝利数が多いほうが勝ち

 ②①が同じ場合、予選全試合で取得したサイドの枚数の合計から、予選全試合で失ったサイドの枚数の合計を引いた値が大きいほうが勝ち

 ③①および②が同じ場合、直接対決の結果を参照し、勝利しているプレイヤーの勝ちとする。

・決勝トーナメントへ勝ち上がれる選手は、各グループ上位1名とします。

 

<決勝トーナメント>

予選リーグを勝ち上がった4名によるトーナメント戦で行います。

・メインデッキおよびサイドデッキは、予選のものから変更可能です。

・引き分けになった場合、サイド1枚によるサドンデスをおこない、勝利したプレイヤーを勝者とします。

 

【その他運営からのお願い事項】

・運営側は、全選手がこのページに記載されているすべての内容を理解している前提で大会を進行していきます。

不明点や困りごとがある場合、どんな些細なことでも必ず運営に相談してください

・結果報告に関して、一度報告頂いた内容は原則覆りません。

・メインデッキおよびサイドデッキのデッキレシピは、予選・決勝ともに提出していただきます。ポケモンカードの公式ホームページからデッキレシピの作成をお願いします。

  ポケモンカード公式ホームページ: https://www.pokemon-card.com/

 ただし、サイドデッキに登録する10枚のカード以外は、メインデッキとサイドデッキで使用しない1種類の基本エネルギー50枚を入力してください。

・予選で累積したペナルティは、そのまま決勝トーナメントに引き継ぎます。

ポケカが強いことも大切ですが、それ以前にグッドマナーで大会に臨んでください。(言葉遣い、相手への配慮など)

 

【大会運営陣】

・主催:ソース @sourceburn

・運営:ささみ @oxoii

・運営:やまたつ @JAOSHINGAN10071

・運営:いちたん @wqcbgjs91